管理人が水っ垂れで釣れるのを見た最重量魚 59.5cm、4.2kg
 駐車場で知人と合流して磯に向かったがこの日は大荒れで途中、地元の名人が釣りにならないと引き返すところだった。「何処かでできるのだろうか?」と不安な気持ちで磯に向かったが、安房崎は灯台の半分まで波が被っている状態でとても表はできそうにない。
唯一できそうなのは水っ垂れだけであったがそこも磯の後ろも川のようになっていて怖いくらいであった。
 荷物をうんと後ろの磯の高い所に置いて波の様子を伺いながら、恐る恐る水っ垂れの磯に上り仕掛けをセットした。私が真中よりやや左側、知人がやや右側に竿をセットしておいた。
 私が見かけない竿を使っていたので知人が見に来てしばらく話をしていたがAM5:00頃、知人が「これ入っている?」と聞くのでふと知人の竿を見ると大きく曲がって突っ張っている。「入っている!入っている!」と私が言うと知人は竿を持って少し緩めてからあおって見ると何か付いているようで巻いてくるが直ぐに引っかかってしまった。少し緩めると外れたようでまた巻き始めた。重そうではあったが海が荒れているため海草も引っかかっているかもしれない。足元に来るまで魚は見えなかった。
 ようやく浮いてきた魚体をみると大きい。「でかい!3kgは楽にあるよ!」と知人に教えるが知人には見えていないようであった。海が大荒れで魚を引きずり上げられるようなところがなく上げ場所に困っていた。思い切って「抜いていい?」と知人に聞くと、「いいよ!」との返事。道糸を掴んで磯に当てないように慎重に抜き上げた。
 磯に上げてみるとかなり大きい。手尺で60cm弱くらいある。太ってトドみたいな腹をしていたので「これ4kgあるよ!」と知人に言った。その後しばらくは2匹目のドジョウを狙って打ち返したが、早く正式なサイズが知りたくてまだ餌は残っていたが二人ともAM7:00過ぎには撤収した。